フロアコーティングという言葉を知っていますか?フロアコーティングとは、部屋に使用している床材である、フローリングの表面に専用のワックスを塗って、コーティングすることです。では、フローリングの表面をコーティングすると、どんなメリットがあるのでしょうか?フローリングは毎日生活をする中で、歩いたり物を落としたりすることでキズがついたり、物をこぼしたりすることで汚れたり、紫外線や日焼けによって色が変色したり、知らない間に日々劣化しています。フローリングは、木を薄く切ったものを何層にも重ねて、表面に薄くスライスした単板を貼っているものが一般的です。この単板が、フローリングを使用しているうちにはがれたり、劣化して割れたりヒビが入ることがあります。
このような、単板の劣化を防止するためにも、フロアコーティングは必要となります。フロアコーティングは、フローリングの表面にワックスなどの専用の液剤を塗ることで、コーティングします。コーティングされたフローリングの表面は、膜を張った状態になるため、キズがつきにくくなります。汚れがついても落ちやすく、防水性にも優れているため、水などの液体をこぼしても中まで染み込むこともありません。
また、日焼けや変色、結露のよるカビの発生なども防いでくれます。コーティングをした後は、ワックスをかける必要がないので、お手入れやメンテナンスも簡単になります。このように、床にフロアコーティングをするとたくさんのメリットがあります。床材の劣化を防止する一度行ってみてはいかがでしょうか。