建物のフロアとは日常的に意識せずとも使用されているものですので当然劣化や傷みも他の場所に比べて早くなります。気づかないうちに大きなダメージを受けており、莫大な修繕費がかかってしまう前に常日頃からしっかりとフロアコーティングなどのメンテナンスを行うように心がけましょう。フロアコーティングを施す上で注意したいのがその場所に応じたフロアコーティングを施すということ。例えばキッチンや洗面所、トイレなどの水周りのフロアは他の場所に比べて更に腐食や劣化が激しくなります。
こういった場所には撥水効果のあるフロアコーティングが最適です。水気が残ってしまうと木材を使用しているフロアの場合は腐ってしまうこともあり、張替えなどの修繕には費用がかかってしまいます。また、窓際なども注意が必要です。窓際は冬などには結露が発生し、その結露が知らず知らずのうちに溜まり床を腐食させてしまうといった事例も多く発生しています。
その他、人が多く通る導線のフロアはワックスが剥げてしまったりと、床はその場所その場所で傷みの原因も違えば劣化する早さも異なります。ですが、しっかりとその機能を果たしていないと生活にとても支障をきたしてしまう重要な箇所です。そんな箇所をしっかりとメンテナンスしてあげることが建物の寿命を延ばす秘訣です。またしっかりとフロアコーティングを施し、メンテナンスを行っていると建物としての価値もあがり、いざ手放すとなったときにも高値で売却することができます。