お風呂は家族でほぼ毎日使用する場所です。長く住んでいるうちに劣化が進み、カビや汚れが取れなくなったり、ヒビが発生するようになります。そうなったらリフォームが必要です。また、特にトラブルがなくても、より快適に入浴するため、手すりを付けたり浴槽を広いものにするなどのリフォームを行うこともあります。
お風呂のリフォームを考え始めたら、どのような点が問題で、どうしたいのか、また予算はどれくらいあるかを明確にする必要があります。ショールームを回ったり、複数のリフォーム業者に相談してみるのもいいでしょう。希望を聞いておすすめのプランの提案や概算の見積もりをだしてくれます。相談するうちに知識も得られ、どのようなリフォームをするか具体的に決められるようになります。
また、費用相場も見えてくるようになります。なお、こちらの要望をあまりきかずに一方的に契約をせかすような業者であれば、やめた方が無難です。信頼できる業者が見つかったら、依頼しましょう。打ち合わせを繰り返して内容を決めていき、工事にはいります。
内容にもよりますが、工事に入ると3~4日程度かかることがあります。古いユニットバスを新しいユニットバスに交換するケースなどは1日で終わることもありますが、在来工法からユニットバスへ変更する場合など、状況によっては10日程度かかることもあります。その期間はお風呂に入ることができませんので、日数がかかる場合はどうするかを決めておく必要があります。近くに銭湯やスパがあれば利用することもできますが、場合によってはビジネスホテルやウィークリーマンションの滞在も考える必要があります。